
染工房シゲタについて
東京都の最西にある、島を除く唯一の村、檜原村。その村の南側、標高約600m位置する人里(へんぼり)地区にある「染工房シゲタ」。
自然豊かで清流が沿いの檜原の地で、畑を耕し染色の原材料を育て、原材料を加工し作品を作るというすべての作業、そのひとつひとつが作家の手によってなされています。伝統的な手法を活かしながら「現代に通じるデザイン」を信念に、古民家を改装した工房で四季の移ろいを感じながら夫婦で日々創作しています。

■作家プロフィール
繁田 泰治 Taiji Shigeta
静岡の染物屋に生まれる。20代の頃から書道、アパレルなど様々な経験の傍ら染物の創作活動を積み重ね、長らく生活拠点としていた福生市を離れ2000年に檜原村に移住。自宅兼工房の近くで原材料となるタデ藍など自ら育てている。東京の国保の表紙を2018年より担当。数々の個展は企画からすべてが自らが手掛け、開催すれば毎回盛況となる人気ぶり。
染工房シゲタ公式HP
http://www.kobo-shigeta.com/
■作家プロフィール
繁田 あきの Akino Shigeta
20代の頃から独学で染色を始め、植物や動物をモチーフにした作品を手掛ける。結婚後も子育ての傍ら創作活動を続け、2000年に檜原村に移住。自然を活かしたオーガニックな作品作りのため、ひとつひとつを手作業で行っている。夫婦で個展を数多く開催し、独自の色彩センスや図柄の繊細さ、かわいらしい作風は、幅広い年代にファンが多い。単身でも他の作家らと一緒に個展を開いている。